夜明けの口笛吹き 感想

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ツクール2000製のRPG。雰囲気が独特。

2003年に世に出た作品らしいです。じゅ、17年前…

 

 

主人公は訳も分からないまま「羊水の海」で目覚め、世界の上を目指して旅します。

今いる世界を抜けた後も、また別の世界が連綿と続き、仲間との出会いと別れを繰り返しながら世界の果てを求めていく…という筋書きです。

 

 

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正規ルートからそれた場合=上を目指すのを止め、今いる世界にとどまる選択をした場合にはエンディングが用意されています。演出は(正規EDも含め)非常にアッサリとしていますが、別の選択の先を見せてくれるのはうれしいですね。

ちなみに、正規ルート以外のEDを見た後は、ちゃんとそのままイベントが起こる前に戻してくれます。プレイヤー的にはとてもありがたかったです。

 

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特筆すべきシステムはありませんでした。だいぶ昔のゲームですからね。

戦闘はバランスが良く、ボスにもほどほどに苦戦しつつ突破することができました。

 

 

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システムよりは、世界観を楽しむゲームだと思います。

いろんな世界を渡り歩いていきますが、どれも住みたくはないな…と思わされるところばかり。先に進んでもっといい場所を目指すか…、いや、そんな場所でてきそうになくない?と主人公の立場にたって考えちゃう。

あと、音楽が自作ということで新鮮味があってよかったです。「盗賊の巣窟」が一番好き。そこのボスと取り巻きもこのゲームで一番好きなモブです。

 

プレイ時間:約5時間(たぶん)
熱中度:☆☆☆★★
好き:☆☆☆★★